ニートは、1990年代後半までは、今のように人数自体も多くはありませんでした。
それでは何故、2000年代に入りニートは急激に増加したのでしょうか?
理由としては、様々な原因があると思われるが、確固とした理由はいまだ不明です。
特に日本においては、外国と比べて、いろいろと複雑な要因が絡み合っているように見受けられます。
一般的に述べられている説としては、下記があります。
1.家庭説
自分以外の他者と最初に交流することになるのが、家庭であることから述べられた説です。
核家族化・少子化・地域交流の減少が、ニート増加の一因となったと考えています。
しかし、核家族化・少子化・地域交流の減少は2000年代に入る以前の1990年代後半からすでに起きていました。
そう考えると、各々の家庭問題が直接のニート増加の原因と考えるには説得力に欠けると思います。
2.教育説
教育を受けていく段階で、意欲を持つ者と意欲を失う者とが二極化していき、その格差が、ニート増加の一因となっていると述べている説です。
これに関しては、教育を受ける側の問題もありますが、教育を授ける側の問題の方が大きいと思います。
二極化及び階層化してしまった、現在の教育に関しては、既に見直すべき時が来ています。
3.雇用説
ここ数年、若年者の雇用環境が改善してきているとはいえ、依然として雇用環境が厳しいのは確かです。
また、完全失業率や就業環境が多少改善されてきたとしても、ニートの増加原因が不明である以上、雇用問題が解決されてきても、ニートが減るとは言えません。
逆に、この説であれば、若者の就業環境が多少改善されてきている現時点でも、ニートの減少が確認されなければ、成り立たないとも言えるでしょう。
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