近年、ニート・フリーターが急増していることは、国としても理解するところでしょう。
しかし、ニートやフリーターが何故急激に増加したのかという問いについては、必ずしも理解していないと思います。
もちろん、専門家や研究者だからといって、ニートやフリーターの増加原因や増加背景を詳細に把握しているとも言えません。
若年者でもなく、ニート・フリーター経験者でもない大人の推測や常識で、いろいろと論じられていることに違和感を覚えます。
また、当の若年者側の意見や主張が、全然聞こえてこないのもおかしな話だと思います。
フリーターが問題視されながら、一方でフリーターに依存している現実や、ニートの増加が社会経済の発展を阻害するといいながら、大した具体策も示せずにいる現状をどう見るべきなのでしょうか。
今話題の年金問題も、確かに大切ですが、その他にも考えるべきことは、たくさんあります。
若年者の雇用問題に限らず、全ての問題は、ひとつの原因や理由によって生じている事柄では、決してありません。
いくつかの要素や様々な背景が複雑に絡み合った末に起きている、一種の現象なのではないでしょうか。
そう考えれば、ひとつの要因が取り除かれても、その現象がすぐになくなることはないと言えます。
まず初めに、国や周囲の大人が考えるべきことは、ニートやフリーターを撲滅することではなく、ニートやフリーターの本音や意見に耳を傾け、その本音や意見を何かの形で、反映できる仕組みを作ることではないかと思われます。
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