雇用問題で注目されてきたのは、いつも中高年世代ばかりです。
完全失業率で話題になるのも、主に中高年世代であり、若年者世代に関しては、ほぼ放置状態だったと言えると思います。
しかし、現実問題及び失業率の面を見ても、注目に値するのは、10代〜20代の若年者世代と60歳以上の高年齢者世代の高失業率です。
リストラ・倒産等で失業してしまう中高年世代の割合は、全体の比率で見れば、それほど高い状況とは言えません。
それに比べ、10代〜20代の若年者世代と60歳以上の高年齢者の失業率の割合は、世界的に見ても高い水準となっています。
特に、10代〜20代の若年者世代の失業率は、1年を通して10%前後を推移していますので、他の年齢層に比べて、格段に高いことが伺えます。
最も関心を寄せられるべきは、10代〜20代の若年者世代のはずなのですが、実際は、中高年世代のリストラ・雇用問題の影に隠れる形となっています。
皮肉なのは、中高年世代の既得権益によって、若年者世代がそのつけを払っているという事実です。
ニート、フリーター、パラサイト・シングルの増加を嘆き批判する一方で、既得権益を手放そうとしない中高年世代の姿勢は、何とも不自然でなりません。
中高年世代と若年者世代の妥協の産物が、今のニート、フリーター、パラサイト・シングルの増加なのではないでしょうか。
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